GUIDE

出口戦略の組み立て方

不動産投資のリターンは保有期間中のCFだけでなく、売却時の手残りを含めた総合リターンで決まります。出口戦略は「いつ・いくらで・どのチャネルで売るか」を投資判断時点で設計しておく作業です。

1. 総合リターンの構造

総合リターン = 累計税引後CF + 売却益(譲渡所得税控除後) − 自己資金

保有期間が長すぎると減価償却が切れて課税が増え、短すぎると譲渡所得税が短期扱い (約39%)になります。両端の中間にスイートスポットがあります。

2. 譲渡所得税の長短区分

「保有5年超」の判定は売却年の1月1日時点でカウントするため、 実質的には6年超保有が必要です。これを誤ると税負担が倍近く跳ね上がります。

3. デッドクロスを意識する

デッドクロスとは、減価償却費 < ローン元金返済額 となる状態。会計上の利益が 膨らみ、税負担が一気に増えるタイミングです。木造築古など耐用年数が短い物件では 購入5〜10年目に到達することが多く、出口検討の重要なシグナルになります。

4. 売却タイミングの定石

  1. 長期譲渡区分に入った直後(保有6年目以降):税率が一気に下がり、手残りが最大化しやすい。
  2. デッドクロス到達前:キャッシュフロー悪化を回避。
  3. 大規模修繕直前:修繕負担を買主に移せる。
  4. 金利上昇期:キャップレート上昇で売却価格が下がる前に出口を切る。

5. 売却チャネルの選択

6. RE/ANALYSIS の出口戦略アドバイザリ

Proプランでは、物件の構造・取得価格・NOI・限界税率から、AI が推奨売却年と タイミング戦略・バリューアップ施策・税務最適化・出口チャネルを助言します。

この計算を実際の物件で試す

物件URLや価格・賃料を入れるだけで、利回り・DSCR・税引後CF・出口戦略まで自動算出。

RE/ANALYSIS で試算する →

関連ガイド